今回は、精神的に不安定になるときに関連する体の部位についてお話します。精神的に不安定になると、様々な部位が関係してくると思いますが、今回はその中でも、副腎と耳についてお話ししたいと思います。
1)副腎
副腎は腎臓の上にある臓器のことです。この副腎は私たちの生命維持には欠かせないホルモンを50種類以上も産生分泌しています。副腎はステロイドホルモンを分泌することで、栄養素の代謝、ストレスコントロール、体内の水分と電解質の調整など様々な働きをしています。
副腎の働きが悪くなる(副腎疲労)と、副腎から分泌されるホルモンの量が減り、ストレスに対する耐性が弱くなってしまいます。
副腎疲労を引き起こす食品は、①乳製品②白い砂糖③小麦粉などがあります。
毎日たくさん摂ったり、常習的に摂取したりしていると副腎に負担をかけ、働きを悪くしてしまいます。副腎疲労は様々な症状がありますが、不安症状もその一つです。
2)耳
耳は自律神経が密集している部位です。
耳の裏側は交感神経に関係していて、耳の内側は副交感神経に関係しています。
耳には自律神経を刺激する穴がたくさんありますので、不安・だるさ・動悸・無力感・頭がボーっとするなどの自律神経症状に耳を刺激すると効果があることがわかっています。
簡単にできる耳揉みの方法をご紹介します。
①両耳を持って外側へ10秒間引っ張る
②両耳を持って全体を10秒間マッサージする
③つまんで痛みがあるところを5秒間つまむ
※耳揉みをすときの注意点
・力を入れすぎないようにしましょう。
・強い痛みを感じたら中止しましょう。
・耳と手、どちらもなるべく清潔な状態で行いましょう。
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姿勢が悪いと肩が痛くなったり、腰が痛くなったりすることは知っていると思いますが、実は膝も姿勢の影響を受けます。
たとえば猫背の人は重心が後ろにあります。そうすると体が後ろに倒れてしまうので、倒れないようにバランスをとるために、太ももの前にある筋肉(大腿四頭筋)が締まり、倒れないようにしています。
重心が後ろにいくほど、大腿四頭筋がパンパンに張ります。そうすると、筋肉がくっついている膝が引っ張られて痛みが発生します。
左右のゆがみでも同じことが起きます。背骨や骨盤がゆがんでいると、片方の筋肉が張って、膝に痛みが発生します。姿勢が正しく、骨の上に骨が真っすぐのっていると、無理に力がかからないので、膝に痛みは起きません。
骨の重なりが曲がっていると、どこかに負担がかかってしまい、炎症が起きて痛みが発生します。
姿勢が悪くなってくると、変形性関節症にもかなり影響があります。
姿勢は24時間関わってくるので、生活している上で常に負荷がかかっています。背骨を伸ばし真っすぐ立つことを意識して、猫背や反り腰にならないように立つだけでも、普段使えていない筋肉に負荷がかかり、トレーニングになります。
「さあ、トレーニングしよう!」と思うと大変ですが、日々の生活を少し気をつけるだけで、体にいい影響を与えることがあります。
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年を取っていくことには逆らえませんが、脳はいつまでも若々しく保つことが出来ます。脳を若々しく保つ方法は、運動や食事、睡眠、他者とのコミュニケーションをとるなど、いろいろありますが、今回はその中でもマインド設定(心の持ち方、モノの見方、考え方)についてご紹介します。
1.自分は若いと本気で思い込む
2.いくつになっても「欲」と「生きがい」を持つ
3.脳が老化するネガティブな言葉を使わない
・老けた・年を取った・もう若くない・あ~疲れた・もう嫌になる
・そんなことできるはずはない・わからない・難しい・無理・面倒
・あの時はよかった 等々
物事を否定的に捉えたり、ネガティブな思考だと脳細胞にダメージを与えます。逆に、人を褒めたり、ポジティブな思考をともなう行動を取ることは、脳にとってもプラスです。
たとえば、‘‘でも‘‘の法則があります。
疲れた。でも、片付いてすっきりした!
疲れた。でも、がんばった!
疲れた。でも、成果がでた!
このように、‘‘でも‘‘を使うと最後に言った言葉が印象に残り、本当にそうなります。些細なことに感じますが、少し口癖を変えるだけで毎日の生活にきっと変化が生まれますよ。ポジティブな言葉を使うように、ぜひみなさんも心がけてください。
最後になりましたが、今年も1年ありがとうございました。
来年に向けて体調を整え、元気に新しい年を迎えましょう!
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老化は慢性炎症を起こすと進行すると言われています。慢性炎症を起こさないようにするには、どうしたらいいでしょう。食べ物の中には、老化を進めてしまう、炎症を起こすものがあります。今回は、避けるべき食べ物についてお話します。
①オメガ6(リノール酸)
オメガ6(リノール酸)は、熱を加えても変化しない油です。加工食品に多く含まれています。サラダ油・ゴマ油はオメガ6です。
一方、オメガ3は摂っていい油です。えごま油、アマニ油、しそ油、青魚等です。オリーブオイルはオメガ9です。こちらも摂ってもいい油です。
②加工食品
ベーコン、缶詰、ポテトチップス、クリームチーズ等、これらを食べると体重が増加します。満腹を感じるホルモンの量が下がり、満腹を感じにくくなります。また、グレリンという食欲を増すホルモンが増えてしまいます。
③アルコール
飲みすぎると、炎症を引き起こすホルモンを出してしまいます。
④ブドウ糖果糖液糖(甘味料)
市販のジュース類に含まれています。摂取すると急激に血糖値が上がります。血糖値が高いままだと、慢性炎症につながります。果物は、果糖だけではなくビタミンCやポリフェノールが含まれているので、適当量なら構いません。
⑤加工肉
ハム・ソーセージ等には、亜硝酸塩(防腐剤)が入っています。
体内に大量に入ると、炎症が起こります。
日常生活の中で、これらを完全に食べないことは難しいかもしれません。何を食べようかな、と迷ったときには少し意識してみるといいかもしれませんね。
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かしわばら接骨院では、一週間おきの日曜日の午前10時から、体の様々な問題に対するセルフケア体操を、説明を加えながら行っています。
たとえば、このような体の不調があることはないですか?
✓体を前に曲げにくく、腰が痛くなる
✓身体を後ろにそることができない
✓深く呼吸ができなくて、浅い呼吸に習慣的になってしまう
✓両手をバンザイにすると、やりにくく痛みやつっぱりが出る
✓両下股がだるくなる、疲れる、痛みが出る
✓両足底が疲れて、歩くときに足が痛い
✓頭がはっきりしない、頭痛が出る
✓口を大きく開けられない、痛みがある
✓膝が曲がりにくい、正座がしにくい
✓手や肘が硬くなり、痛みやつっぱりを感じる
このような様々な体の不調をセルフケアできる簡単な体操を行っています。
軽い体操から少し負荷をかけた体操など、その日によって体操のメニューも変わり、会員の方々も楽しく体操されています。
日頃の運動不足を一緒に解消しませんか?
ご利用はどなたでもご自由に参加できます!
☆会員募集中です☆ ※1回約1時間 1,100円
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意識ではいつも「治りたい」と思っていても、
‘‘無意識では「治りたくない」と考えている。‘‘
‘‘無意識では「良くなるはずはない」と考えている。‘‘
‘‘無意識では「良くなってはいけない」と考えている。‘‘
‘‘自分がうまくいくはずがない、失敗すると自分らしいと思う。‘‘
‘‘うまくいかないので、治らないので、「ほらやっぱり病気になった」と思う。‘‘
意識と無意識では無意識の方がエネルギーが強いので、無意識に引っ張られ、無意識が勝ってしまいます。これを心理的逆転といいます。
‘‘幸せになりたいのに、不幸になる選択をする。‘‘
‘‘好かれたいと言いながら、嫌われる言動をする。‘‘
健康になりたいと言いながら、食生活を気にとめない。‘‘
これらの問題を良い方向に変化させるために、カイロプラクティック公和では、N.A.E.T.という治療法を行っています。
完全予約制のため、ゆっくりと治療を受けて頂けます。日頃のストレス・愚痴などをお話される方も見えますよ。
N.A.E.T.について詳しくお知りになりたい方は、カイロプラクティック公和のホームページをご覧ください。
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腸内環境を整えて健康な体を手に入れることを「腸活」といいます。最近では、健康と腸内細菌の関連性についても研究が進み、その腸内細菌の中でも「酪酸菌」が話題になっています。腸内細菌というと、善玉菌と呼ばれる乳酸菌やビフィズス菌が有名ですが、「酪酸菌」は腸に届いた食物繊維を発酵・分解して、「酪酸」を作る細菌の総称です。
「酪酸」は短鎖脂肪酸(資質を構成する脂肪酸の一部)の一種であり、短鎖脂肪酸は腸内を弱酸性に保ち、有害な菌の増殖を抑制したり、肥満予防や腸の炎症予防、免疫機能の調整など、様々な健康効果があることで注目されています。
そして、「酪酸」を作り出せるのは「酪酸菌」だけで、乳酸機やビフィズス菌には作ることはできません。「酪酸菌」が作り出す「酪酸」は腸内を弱酸性にすることで、腸内にある悪玉菌が発育することを抑制し、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が住みやすい環境を作るのに役立ちます。
つまり、大腸が正常に機能していくためには「酪酸」は必要不可欠なのです。
では、「酪酸」を増やすにはどうしたらいいでしょうか。そのためには、「酪酸菌」の働きを促し、腸内の「酪酸菌」を増やしていくことが重要になってきます。しかし、「酪酸菌」を含む食事は非常に少ないため、食事から摂取することは難しいです。ですが、食事内容を工夫することで「酪酸菌」を腸内で育てることは十分可能です。
「酪酸菌」のエサとなる食物繊維を多く含む食品を積極的に摂取することで、「酪酸菌」の働きを活発にし、「酪酸」を増やすことができます。食物繊維には水溶性と不溶性がありますが、腸内細菌のエサになりやすいのは水溶性の食物繊維なので、水溶性の食物繊維を意識して摂取するといいでしょう。具体的には以下のような食品に多く含まれています。
・豆類(納豆、きなこ、いんげん豆 など)
・野菜類(ごぼう、モロヘイヤ、オクラ、カボチャ など)
・果物(干し柿、アボカド、干しプルーン など)
「酪酸菌」を増やすには、適度な運動も効果的です。腸内環境の改善と維持には、食事と運動とのバランス良い組み合わせが大切です。
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今年は梅雨明けが例年よりもかなり早く、暑い日々が続いていますね。
ここ3年はマスク生活となり、熱中症への警戒がより強く呼びかけられています。気温の高い日のマスクはもちろん、雨や曇りで気温がそれほど高く感じられなくても、湿度が高いため注意が必要です。
熱中症は重症度に応じてⅠ度(軽度)Ⅱ度(中等度)Ⅲ度(重度)に分類されます。基本的に自宅で様子を見てもよいとされている、Ⅰ度(軽度)の症状と対処方法をお伝えします。
①深部体温上昇、皮膚血管膨張反応、心拍数上昇
冷たい血液を循環させる熱伝導の原理で、体温を下げようとして血管が膨張してきます。血液の容積は増えても血液の量は変わらないため、血管全体が血液不足となり、脳の血液不足となり、結果、めまい・立ちくらみ・生あくびが自覚症状として表れます。
これを熱中症の初期症状である熱失神と呼びます。
②発汗反応
汗をかいて汗が蒸発する際の気化熱で熱を下げようとします。身体から塩分と水分が出ていくので、結果的に血液中の塩分・水分が不足していきます。汗をかいたからといって、塩分をとらずに水分だけをとってしまうと、塩分濃度が低くなり筋肉の活動がうまくいかなくなって、筋肉痛、こむらがえり、けいれん等の症状が出ます。
これが熱けいれんです。
このような症状が出た場合は応急処置をしなければなりません。
1.涼しい場所へ移動し、身体を冷やす
2.水分・塩分を補給する
3.安静にして十分に休息をとる
4.それでも回復しない場合は医療機関へ
屋外にいるときだけではなく、室内環境にも注意しましょう。
高齢者の熱中症の特徴として、室内で多く発生していることが発生していることがあげられます。部屋の温度が上がらないように工夫するとともに、こまめに温度をチェックするようにしましょう。また、高齢者は喉の渇きを感じにくいので、十分な水分の補給が必要です。特に運動する際には、よりいっそう熱中症に対する注意が必要です。
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前回は、”体内水が乱れると体の不調につながる”ことについてご紹介しました。水分不足だとさまざまな不調が体に起きることがお分かりいただけましたでしょうか?そこで今回は”水を飲むことのメリット”についてご紹介していきます。
私たちの体内では、常に細胞の生まれ変わり(新陳代謝)が行われており、それによって健康を保つことができます。
新陳代謝が正常に繰り返されることにより、それぞれの機能を活発に保ち、健康を維持することが出来るのです。そして新陳代謝を促すためには水分補給がとても重要です。
この新陳代謝が行われることによってさまざまな効果をもたらしてくれます。
①代謝が上がる→肥満を改善
②血液ドロドロ→高脂血症、動脈硬化予防
③心臓・血管若返り→頭痛や動悸を解消
④心のバランス→自律神経失調症に効果あり
⑤消化機能の向上→胃痛や便秘の改善
⑥抗酸化・アンチエイジング→シミ、シワを防ぐ
⑦冷え・むくみの改善→血行促進、むくみ改善
⑧脳の活性化→物忘れ、ボケ防止
⑨免疫力アップ→感染症、癌予防
⑩筋肉・関節の不調改善→腰痛、関節痛、足のつり改善
このように水を飲むことで、女性に嬉しいアンチエイジング効果や便秘解消などの美容効果があるのはもちろん、健康に過ごすために必要な血液サラサラ効果や、免疫力アップなどの健康効果があります。
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体内に含まれる水分は成人で体重の約60%だと言われています。そして一日に1.2~2ℓの水を毎日飲むことが良いと言われています。
体の不調につながる原因の1つに、体内水(体内に存在する水)の乱れがあると言われています。
疲労感、頭痛、便秘、関節痛等にも体内水の乱れが関係します。
体内水が乱れる原因
①慢性脱水症 コーヒーやお茶などカフェインを含む飲み物を日常的に飲むと、カフェインは利尿作用が強いため、体内に入れても組織間膜や血管から体内の水分を吸収して体外へ排出してしまい、水不足に繋がる場合があります。
②水の滞り 体内水の循環が悪くなると、老廃物が尿や汗、呼吸などからスムーズに排出されていない状態が続きます。そして、余分な体内水が停滞し、それがむくみを起こし、不調をきたします。つまり、水分補給不足だと脱水症状が起こり、水分排出が追い付かないとむくみに繋がります。
だんだんと暖かい日が増えてきて、水分を摂る機会も増えてきましたね。しかし、喉が渇いたときに一度にたくさんの水を飲んでも、体内に水分を吸収しきれず排出されてしまいます。喉が渇く前に、こまめに水分補給することが大切です。
暑い季節になる前にこまめに水分を摂る習慣をつけていきましょう!
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腰痛で痛みを感じる場所は、骨ですか?筋肉ですか?筋膜ですか?靭帯ですか?血管ですか?
・・・それは脳です。
腰からの痛みの信号は、神経を通って電気刺激となって、脊髄を通り、大脳皮質で痛みを感じ、大脳辺縁系で痛みの嫌な感じやつらい感じなどの感情を引き起こします。
幻肢痛というものが知られていますが、それは、病気や怪我ではなくなった四肢が存在するかのように感じられて痛むものです。つまり、痛みは最終的に脳で情報が統合されて感じられるのです。
痛みが長引く要因として、不安・不活動・不公平感があると言われています。それを安心・活動的・自分軸に変えることで痛みの感じ方は変化していきます。
そして、抑制系という痛みを改善する仕組みを脳は持っています。それは、セロトニン(幸せホルモンと呼ばれることもあります)です。笑顔・睡眠・日光・運動で抑制系は働き始め、そうすると痛みは改善していきます。
(※不公平感・・・こんなに痛いのは自分だけ、なんで自分だけこんなに目に、自分だけ痛みを理解してもらえない・・・などと感じること)
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雨の前に体調が崩れたり、季節の変わり目に頭痛がしたり・・・それは「気象病」かもしれません。気象病の症状は、耳鳴り、頭痛、めまい、関節痛、胃腸の不調、便秘、だるさ、気分の落ち込みなど、さまざまです。
季節の変わり目には、気候の変化、気圧・気温の変化で逃れられないストレスが体にかかります。低気圧になると、体の中の水分が膨らみ、体に水が溜まりむくみとなります。血管が膨らみ、頭痛・胃腸の不調が起こり、自律神経の乱れにつながります。
お天気自体を変えることはできませんが、症状を楽にすることはできます。気象病が起こりやすい人は、どんな気象条件でどのような症状が出るのかを把握しておくことが大切です。そうすれば、ある程度の予測がつき対策を立てやすくなります。予測ができるようになれば、それに合わせてスケジュールを調整したり、症状を和らげる行動ができます。
対処法を2つ紹介します。1つ目は、朝しっかり目覚めること。脳も体も目覚める習慣が大事です。朝にコップ1杯の水を飲む、軽い全身運動で少し汗をかく(これによって体のむくみを取り、水分を体外に出すことができます)、深く呼吸し自律神経を整えることを意識します。
2つ目は、耳ほぐしです。内耳には体の内圧を調整しているセンサーがあり、耳をほぐすことで血流を良くし、このセンサーを整えることができます。
①耳を持って上・下・横に5回ずつ引っ張る
②耳を持って後ろに5回まわす
③耳の上と下をつまみ5秒キープする
④手のひらで耳を覆い後ろ方向へ5回円を描くようにまわす
気象病かな?と感じたら、ぜひ試してみてください。
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だんだんと暖かくなり、花粉症の方にとっては辛い季節になってきました。今回は花粉症対策として、腸内環境改善についてお話します。
腸内環境は体の健康に大きく影響を与えますが、実は花粉症についても腸内細菌の善玉菌が不足している方は、症状が重く現れる傾向にあると言われています。腸内環境を整えるには、食事、適度な運動、十分な睡眠などが大事になってきますが、今回はその中でも食生活についてご紹介します。
花粉症の症状を軽減させたい人は、善玉菌を増やす食材を積極的に摂ることがポイントになります。乳酸菌のような善玉菌を含む食材を摂ること、そして善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖を含む食材を摂ることが大切です。
水溶性食物繊維が豊富な食材・・・こんにゃく、わかめ、ひじき、 らっきょうなど
不溶性食物繊維が豊富な食材・・・キノコ類、いも類、豆類、 ごぼうなど
善玉菌が豊富な食材・・・ヨーグルト、チーズ、キムチ、味噌、納豆などの発酵食品
オリゴ糖が豊富な食材・・・大豆、玉ねぎ、バナナ、アスパラガスなど
腸内環境を整えると花粉症だけではなく、うつ病、認知症、下痢、便秘、ガン、アレルギー、肥満などの予防にもつながります。
花粉症のみなさん、食生活に気をつけて、花粉の季節を乗り切りましょう!
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早いもので年が明けて1カ月が経とうとしています。
2月にはバレンタインデーがやってきます。今回はチョコレートの健康効果についてお伝えしていきます。
以前お伝えしたBDNF(脳由来神経栄養因子)は神経細胞の発生や成長、維持や再生を促してくれるもので、脳の海馬という部分に多く含まれています。65歳を過ぎると減少し、認知症やうつ病を引き起こす可能性もあると言われています。
その対策として有効なのが「運動」と「抗酸化物質」です。運動はBDNFを増やすことが分かっていますが、ある研究では抗酸化物質を投与すると運動によって生じる酸化ストレスを減らし、海馬でBDNFが発現しやすい環境を作れる可能性があることが報告されています。そして、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは有効な抗酸化物質です。また、カカオポリフェノールが脳の血流量を増やし、認知機能を高める可能性が見つかっています。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールにBDNFを増やす可能性があるということは、最終的には認知症を予防できる可能性があるかもしれません。
ここで気を付けたいのが、チョコレートの摂り方です。チョコレートは高カロリーで砂糖が入っています。食べ過ぎは肥満や体重増加の原因となります。カカオ70%以上のチョコレートを1日25g程度摂るのがおすすめです。
また、チョコレートはカフェインが多いのでカフェインを摂りすぎる恐れがあります。特に、妊娠中・授乳中の人は気を付けましょう。
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12月に入り寒さが本格的になってきました。
この季節になると関節が痛むという方もいらっしゃるのではないでしょうか。『階段の昇り降りがつらい。』『座っていると、膝や腰・下腿部が張ってきて立ち上がる時、関節が痛くなる。』
それらの原因の一つは、筋力低下です。
寒いと動くのがおっくうになりますが、筋肉は使わないと弱くなっていきます。弱い筋肉があると、ほかの筋肉はバランスを取ろうとして硬くなっていきます。そして、筋肉が弱いと関節が緩み負荷がかかり動きにくくなります。そうすると、弱い筋肉はさらに弱くなり、それを補おうとしてその他の筋肉はますます硬くなっていきます。そして、体中の筋肉のアンバランスと関節のアンバランスが連続してしまうため、体はより不調を起こすことになります。
硬いからといって硬い筋肉だけストレッチしても体はよくなりません。弱い筋肉に対してのアプローチが必要になります。弱い筋肉を適切にトレーニングしていけば硬い筋肉はだんだん柔らかくなっていきます。弱い筋肉を鍛えていくと、関節の負荷が軽くなって、関節の痛みが和らいでいきます。
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朝晩がグッと冷える季節になってきました。
気温の寒暖差が大きいことにより、自律神経の乱れ、疲れを感じることを「寒暖差疲労」といいます。
人の体温の調節には自律神経が関係しています。
寒いときは交感神経が働いて体をブルブル震わせて筋肉運動で体温を上げ、暖かいときは副交感神経が働いて汗をかくなどして体内の熱を放熱して体温を下げています。寒暖差が激しい季節や環境にいると、交感神経と副交感神経のスイッチが目まぐるしく切り替わることになります。そうすると、体に多大な負担をかけ、自律神経のリズムが乱れ、様々な不調が現れてきます。
寒暖差疲労の主な症状は冷えや火照り、めまい、頭痛、肩こりなどです。場合によっては、吐き気、不眠、食欲不振、イライラなどがおきます。
自律神経は夏の間に汗をかくことで鍛えられると言われていますが、自粛生活が続いていると自律神経を鍛えることが充分にできていない可能性が高く、今年は昨年に引き続き寒暖差疲労を起こしやすい状態といえます。
寒暖差疲労の対策としては体を内側と外側の両方からあたためることが大事です。
以下にポイントを挙げます。
①毎日湯船に入る
②日常的な動作に軽く負荷をかける
③体を温める食べ物を多く摂取する
日常生活の中に対策を取り入れて、寒い冬を乗り切りましょう。
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日本人は、慢性的な睡眠不足の人が多いと言われています。
短い時間のまま生活を続けると、免疫力の低下、肥満、生活習慣病、うつ病、がんなどのリスクが高まると言われており、アルツハイマー病などの認知症の要因となる可能性もあるのです。
人は疲れると脳の中に老廃物が溜まり、それがある程度溜まると眠くなります。そして眠ることによって老廃物が分解されます。また、脳内の体内時計が眠くなる・目が覚めるというリズムを刻んでいるため、夜になると眠くなります。
65歳以上になると、寝つきが悪く朝早く起きてしまうことが多くなってきます。寝なければならないと思って、眠くなくても寝床にずっと留まっていると、よくありません。今日も疲れなかったという記憶が定着し、どんどん眠れなくなってしまいます。眠れないときは布団から離れて、気楽に考え、好きなことをしてみましょう。必要があれば、眠くなってきます。寝床は眠るところだという習慣をつけるために、寝床では寝ること以外はしない方がいいのです。
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今回は、前回お話したBDNF(脳由来神経栄養因子)について少し詳しく紹介します。
アルツハイマー病の予防に特に効果的とされているのが、運動と睡眠です。
運動をすると脳の細胞死を抑制するBDNF(脳由来神経栄養因子)が増えると言われています。では、どのような運動が予防に効果的なのでしょうか。
〈効果的な運動方法とは〉
・ウォーキングや軽いジョギング、サイクリングやエアロバイク (自転車こぎ)などの有酸素運動が良い。
・強い運動を週1回やるよりも、30分程度の運動を週3~4回
程度おこなうことが大切。理想は毎日おこなうこと。
・義務的におこなうのではなく、楽しみながら運動をすることが
大切。
・運動をしながら、同時に脳に負荷をかける(頭を使う)とより
効果的。たとえば、ウォーキングや踏み台昇降をしながら100
から3を引き続ける計算をしたり、2~3人でしりとりをしなが
ら歩く方法など脳に新しい刺激を与える工夫をしましょう。
次回は運動と並んで、アルツハイマー病の予防に効果があると考えられている睡眠について詳しく紹介していきたいと思います。
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運動することのメリットはいくつかありますが、今回は運動が脳に与える効果についてお話していきます。
①頭が良くなる
運動することで脳の栄養素が増加すると言われています。
脳由来神経栄養因子(BDNF)と言います。
②集中力が上がる
運動を習慣化することで脳血流が上昇し前頭葉が鍛えられ、その結果、やり抜く力が出ます。それが集中力・思考力アップに繋がります。血流がアップし血中の酸素量が増加することで、ドーパミンも増加し、集中力が上がりやる気が出てきます。
③メンタルが安定する
メンタルの不調の原因にはいくつかありますが、原因の1つに自律神経の交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えが上手くいっていない事があります。交感神経のスイッチが入ったままだと、イライラしたりピリピリしたりなど感情起伏が起こります。運動することで自律神経のスイッチが整い、メンタルが安定します。
運動は習慣づけることが大切です。コロナ渦でなかなか難しいこともありますが、近所の散歩など取り組みやすいことから始めてみてはいかがでしょうか。
かしわばら接骨院の「げんきsun☀sunクラブ」では、自宅で取り組みやすい健康体操などを紹介しています。感染対策を実施して運営していますので、健康になりたい方、軽い運動を習慣化したい方など、お気軽にお問合せください。
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睡眠の役割の一つに、体や脳を休めたり、疲労を回復させるというものがあります。具体的には、①寝ている間に成長ホルモンが出て細胞の修復をして、新しい細胞を増やします。②肌をツヤツヤにします。③免疫力・抵抗力を高めます。(寝ている時に増えるメラトニンというホルモンが、癌の発生を抑える作用があることが分かってきました。)
もう一つは、記憶の整理です。①昼間記憶した必要なことを記憶しなおします。②嫌なことや必要ないことは忘れてしまいます。③自転車・ピアノ・スポーツ等の技能の習得も睡眠中に行われています。
睡眠不足になると次のようなことが起こる可能性があります。①学力低下・発達の遅れ(人の表情を読む能力の低下)②肥満(食欲をコントロールするホルモンのバランスが崩れ、食欲が増加してしまう)③うつ病・糖尿病・高血圧等さまざまな病気
睡眠不足を解消するには、毎日決まった時間に朝日を浴びて体内時計をリセットすること、寝室ではスマホやTVなどの画面を見ないことを心がけましょう。
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