老化による脊椎変形~原因編~
老化に伴う身体の変化(脊椎変形)は避けられない現実です。
この背骨が変形すると腰痛・肩こり・姿勢の悪化など日常生活に影響を及ぼすことがあります。
脊椎変形の原因について説明します。
1.椎間板の老化
脊椎は椎骨が椎間板というクッションの役割をする組織によってつながれています。椎間板の老化がすすむと、椎間板内の水分が失われ乾燥し弾力が失われることで、クッションの役割が低下します。これにより椎間同士がぶつかり変形しやすくなります。
これを予防するには、椎骨と椎骨の間を開くようなストレッチをして椎間板の水分を増やします。
2.骨密度低下
骨が弱くなり骨粗鬆症がすすむと、脊柱を支えられなくなり変形しやすくなります。
骨の健康維持にはカルシウム・ビタミンDが大切です。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けます。日光浴をすることでビタミンDが皮膚で生成されます。
3.筋肉の衰え
背骨まわりの筋肉の衰えによって、脊柱にかかる負担が増え姿勢が悪化すると変形が進行します。
予防するには正しい姿勢を保つ心がけや、定期的な筋力トレーニングが大事になります。
次回は“脊椎変形の予防体操”を紹介したいと思います。
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