睡眠の役割
「春眠暁を覚えず」と言われるように、春は眠気を感じやすい、という方もいるのではないでしょうか。
睡眠は健康を維持する為に、とても重要です。
睡眠はストレス軽減や疲労回復にとどまらず、情報・記憶の整理・定着、ホルモン分泌や免疫力増加による身体組織の修復、自律神経の調節、生体リズムの調節などにも関係しています。
睡眠には、脳から毒素を排出するシステムがあります。
脳内には神経細胞とその働きを助けるグリア細胞と呼ばれる細胞があり、その間には脳脊髄液が流れています。深い眠りの時(ノンレム細胞)にグリア細胞が縮小し、神経細胞の間の隙間が広がり、脳脊髄液の流れが増加し、リンパのように老廃物・有害たんぱく質を洗い流して脳外へ排出しているのです。そして、脳内のバランスが悪いと脳の老廃物排出がうまくいかず、アルツハイマー型認知症を発症する原因につながる可能性があると考えられています。
自分でできる、睡眠の質を上げる方法をご紹介します。
1.毎朝、同じ時間に起きる
体内時計をリセットさせることで、毎日同じ時間帯に眠くなり、睡眠ホルモン「メラトニン」が分泌される等、身体が眠るための準備を始めます。
2.太陽の光を浴びる(朝日)
太陽の光を浴びると、別名「幸せホルモン」と呼ばれる「セロトニン」が活性化します。セロトニンは睡眠ホルモン「メラトニン」を分泌するための材料となります。
3.睡眠に適した環境づくりをする
睡眠に良い寝室内の温度は、夏は25~26℃程度、冬は22~23℃程度、湿度は一年を通して50~60%が適切とされています。
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