老化を予防する食事
「炎症」と呼ばれる症状が、あらゆる健康トラブルを引き起こしたり、老化を促進するものであることはご存知でしょうか。
例えば転んで膝に怪我をした時に、擦りむいた皮膚が充血して赤くなり熱を持ち痛みを感じます。このような比較的早期に終息するような炎症を「急性炎症」といいます。
しかし、組織の障害が長期間に及んでいたり、炎症の原因となる異物や刺激がなかなか排除されないと、やがて炎症が長引いた「慢性炎症」の状態に陥ります。この慢性炎症が老化の進行に影響していると言われています。
そして、食事の内容によって、慢性炎症が起こりやすくなったり、抑制しやすくなったりすることがあるとされています。
炎症を抑える食べ物として、
①穀物、野菜等の食物繊維が豊富な食材
②青魚、サーモン、ナッツ、アボカド、オリーブオイル等の良質な脂肪・オメガ脂肪酸が豊富な食材
③オレンジ・レモン・ベリー・レッドオレンジ・トマト・ほうれん草等、抗酸化物質であるビタミンC・ビタミンE・βカロテンを含む食材が挙げられます。
注意点として、油は高温になると酸化し炎症を引き起こす物質を生成するので、揚げ物など高温調理を控えることが大切です。
また、糖分や加工食品は炎症を引き起こす可能性があります。人工甘味料は低カロリー飲料やダイエット食品などで使用されていますが、頭痛や消化器系の問題を引き起こしたり、肥満や2型糖尿病のリスクを増加させる可能性が示唆されています。
普段の食生活でこれらの事に注意すると、老化の予防につながります。
春日井市 交通事故は かしわばら接骨院へ