チョコレートが認知症予防に・・・?
早いもので年が明けて1カ月が経とうとしています。
2月にはバレンタインデーがやってきます。今回はチョコレートの健康効果についてお伝えしていきます。
以前お伝えしたBDNF(脳由来神経栄養因子)は神経細胞の発生や成長、維持や再生を促してくれるもので、脳の海馬という部分に多く含まれています。65歳を過ぎると減少し、認知症やうつ病を引き起こす可能性もあると言われています。
その対策として有効なのが「運動」と「抗酸化物質」です。運動はBDNFを増やすことが分かっていますが、ある研究では抗酸化物質を投与すると運動によって生じる酸化ストレスを減らし、海馬でBDNFが発現しやすい環境を作れる可能性があることが報告されています。そして、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは有効な抗酸化物質です。また、カカオポリフェノールが脳の血流量を増やし、認知機能を高める可能性が見つかっています。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールにBDNFを増やす可能性があるということは、最終的には認知症を予防できる可能性があるかもしれません。
ここで気を付けたいのが、チョコレートの摂り方です。チョコレートは高カロリーで砂糖が入っています。食べ過ぎは肥満や体重増加の原因となります。カカオ70%以上のチョコレートを1日25g程度摂るのがおすすめです。
また、チョコレートはカフェインが多いのでカフェインを摂りすぎる恐れがあります。特に、妊娠中・授乳中の人は気を付けましょう。
春日井市 アレルギー花粉症治療は カイロプラクティック公和へ