筋肉の収縮の話
かしわばら接骨院とカイロプラクティック公和を春日井市で開業して32年経ちました。
主に骨・関節・筋肉・神経に関する事を治療して来ました。
そこで、筋肉について書いてみます。
筋肉が動くことで、人間のあらゆる動作ができます。しかし、筋肉の動きは、たった一種類しかありません。それは、筋肉は縮む(収縮)動きだけです。筋肉の起始部と付着部の間にある筋肉は中央に縮みます。筋肉は収縮するだけで、伸びるようには働きません。
肘の動きで説明すると、肘を曲げると上腕二頭筋が縮み力こぶができます。その反対側の上腕三頭筋(二の腕)が伸ばされるのです。肘を伸ばすと力こぶの筋肉が伸びるように動くのではなく、反対側の上腕三頭筋(二の腕)が縮むことで肘が伸びます。そして緩みます。ですから、体をまんべんなく動かす事が筋肉を緩める事になります。
縮んだ筋肉は自力ではもどりません。
筋肉の収縮のお話でした。