応急手当普及員認定証を取得しました
8月18日、19日に応急処置セミナーへ行き、応急手当普及員認定証を、取得しました。
17日も家でのビデオを見ての勉強があり、18、19日は9時~18時までかけて、応急手当の仕方から、一次救命処置等を学びました。
一次救命処置とは、心肺蘇生法とAEDの使用によって、止まってしまった心臓と呼吸の動きを助ける方法です。
心肺蘇生法は、「胸骨圧迫」と「人工呼吸」をします。
心臓は左にあると思われていますが、胸骨の下にあります。
ですので胸骨圧迫は、左側ではなくて胸の真ん中を圧迫します。
人工呼吸は、口から肺に息を吹き込みます。
心臓が突然とまるのは、心臓が細かくふるえる「心室細動」によって生じることが少なくありません。
この場合には、できるだけ早く心臓に電気ショックを与え、心臓のふるえを取り除くこと(これを「除細動」といいます)がとても重要です。
AED(=自動体外式除細動器)とは、この電気ショックを行うための機器です。
コンピューターによって自動的に心室細動か調べて、電気ショックが必要か決定し、音声メッセージが指示してくれて操作することが出来ます。
心臓や呼吸が止まった人の治療は1分1秒を争います。
脳は、心臓が止まると15秒以内に意識がなくなり、3~4分以上そのままの状態が続くと回復が困難になります。
一分間に7~10%助かる確率が減ってしまいます。
まず必要なことは「119番通報する」ことです。そして救急車が到着するまでの間に一次救命処置をすることです。
救急隊が到着するまで電気ショックが実施されなかった場合の社会復帰率は17.9%でしたが救急隊が到着するまでの間に市民が電気ショックを行った場合は、2倍の38.2%になります。
年間10万人の方が突然死をしており、そのうち5万人の方が心臓突然死によるものです。
春日井市 かしわばら接骨院にはAEDが設置してあります。
人は、いつどこで、突然の病気やケガをするか分かりません。
もしこのような場所に居合わせた時に、躊躇する事なく一次救命処置をする事によって、ひとの命を助けることができる可能性が増えると思います。