細胞は死なない?
ロックフェラー医学研究所のアレクシス・カレル博士はニクトリのヒナから小さな組織片を取り出し、医学史上
もっとも驚くべき実験のひとつを行いました。
生きた細胞がふさわしい環境なら非常に長い時間生きつづけられる事を実証しようとしたのです。
その実験でニクトリの心臓の組織片は培養液に浸され、組織片はその液から養分を得ていました。そして老廃物
は同じ液の中に排泄されたわけですが、液は毎日取り除かれ新鮮な養分が与えられました。
この組織片は29年間生き続けた、組織片が死んだのはある日助手が代謝で汚れた液を取り替えるのを忘れた
時だった。
カレルは「細胞は不死である。変質するのは、単に細胞が浮かんでいる液体のほうだ。
この液を日々取り替えてきれいにし細胞に養分を与えれば、生命は永久に続くかもしれない」と言っています。
正に栄養と排泄が生命にとって重要であるという事です。バランスの悪い食事、栄養不足、排泄をがまんする
事、運動不足、ストレス、外部からの毒物や薬物の進入水分の不足などが根本原因です。